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「ふたば系ゆっくりいじめ 91 四つ目ゆっくり/コメントログ」 微妙である -- 2010-11-02 15 51 18 ぱちゅりーすごいw -- 2011-12-23 10 36 33
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「ふたば系ゆっくりいじめ 1240 ケーキ/コメントログ」 げすにどうじょうはできないんだねー。わかるよー。 -- 2010-07-14 00 19 51 オチがいいね -- 2010-11-02 19 17 07 じわじわゆっくりと魚のエサにするとは! いいアイデアですね。 -- 2011-01-01 03 27 57 すまない、その最後のスイーツは俺の お腹の中にはいったんや、ゆげっぷぅ・・ -- 2012-09-03 22 27 41 ゲスゆざまあ(@゚▽゚@)メシウマwwww -- 2014-10-10 20 28 53 まりさざまぁwww -- 2016-01-10 15 27 59 ↓↓↓だから売ってなかったのかwゆげっぷぅとかうぜぇww -- 2016-01-10 15 29 23 くそゆざまあwwwケーキなら私があげるよお兄さん(笑) -- 2016-08-27 12 35 29
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としあき博士のれいぱーありす矯正計画 18KB 制裁 自業自得 現代 餡子ンペ09出展作品パート3 ※餡子ンペ09出展作品第3弾です。 ※餡庫のトップにあった難題に挑戦してみました。 ※駄文、稚拙な表現注意。 ※俺設定注意 ※ぺにまむすっきり描写あり。 ※テーマは3.改造「無双」です。 昔々ある所にれいぱーありすの群れがいました。 「んほぉおおおおおお!!!とかいはなまりさねぇええええ!!!」 「ぎゃああああああ!!!きぼちわるぃいいいいい!!!」 「こっちのちぇんのまむまむもさいこーだわぁああああ!!!」 「わがらないょおおおおおお!!!」 今日も今日とてレイプ三昧。山のふもとの広場にいたゆっくり達に集団で襲い掛かっています。 「だれか・・だれかたすけてぇえええええええ!!!」 まりさ達の悲鳴が秋空にどこまでも響きわたりました。 「餡子ンペ09」としあき博士のれいぱーありす矯正計画 作、長月 そして30分後。広場にいたゆっくりは全てれいぱー達の餌食になり、黒ずんで死んでしまいました。 「ふぅ・・・きょうもとかいはなあいをあたえたわ・・・」 性欲を満たし賢者スマイルで悦に入るれいぱーありす達。しかし今回は襲った相手が悪かったようです。 「きゃあああ!!!私の・・・私のまりさがぁああああ!!!」 「ちぇんが・・・なんて・・・なんてひどい・・・」 黒ずんだ頭に光る金銀銅のバッジ。そうこのゆっくり達は全て飼いゆっくり。たまたま飼い主達がいなかっただけなのです。 当然飼い主達から加工所に通報され、職員に捕まえられていくれいぱーありす達。 しかしオリに入れられてもれいぱーありす達は全く悪びれる様子がありません。 「とかいはなあいをおしえてあげただけよ!!なんでこんなめにあわなきゃいけないの!!」 「そうよ!!むしろかんしゃしなさいよ!!このいなかものたち!!」 「んほぉおおおお!!!このぼうさんにぺにぺにこすりつけるとすごくきもちいいわぁあああ!!!」 暴言をはきまくった挙句、オリの鉄格子にぺにぺにをこすりつけてオナニーをするものまで出る始末。 飼い主の一人が涙ながらにこう言いました。 「お願いします・・・こいつらに・・このれいぱー達に自分達の罪を分からせてやってください。ただ殺しただけじゃ・・・あまりに死んでいったゆっくり達が報われない・・・」 コクンとうなずく加工所職員達。 こうしてれいぱーありす達はれいぱーありす矯正計画、通称「Tプロジェクト」への実験体へまわされる事になりました。 れいぱーありす矯正計画その1 れいぱーありす達が連れてこられたのは、あるゆっくり研究所の一室。壁の一面が鏡ばりでテレビ以外は何もありません。 壁の一面の鏡にはマジックミラーが張られており、そこから研究員たちが観察できるようなっています。 「うう・・・わたしの・・・わたしのれいむをかえして・・・」 「れいぱーありすは悪魔です。私は一生れいぱーありすを許しません!!」 テレビから流れてくるのはれいぱー達に飼いゆっくりを殺された被害者達の声。これが24時間延々と流されるのです。 自分達を断罪し糾弾し続ける声が絶え間なく聞こえてくる。そしてそれは決して終わることがない。 普通は頭がおかしくなります。そう普通は。 「ふぁぁあああ。たいくつね・・・」 「はぁああ。ありすはきょうもうつくしいわ・・・まさにゆっくりのびーなすね・・・」 そこを全く気にしないのがれいぱークオリティ。あくびをしたり部屋のマジックミラーで自分のキモ顔をうつしてうっとりしたりしています。 「んほぉおおおお!!!このはこさんにぺにぺにをつけるとパチパチしてきもちぃいいいい!!!」 しまいにはブラウン管テレビの静電気に新たな性感プレイを見つけるものまでいました。 これには研究員達もストレスマッハでピッキピッキ。これ以上見てると潰してしまいそうなのでこの実験は中止になりました。 れいぱーありす矯正計画その2 次にありす達が連れてこられたのは、ゆっくり拘束ベルトと電流を流す機器が置かれている部屋でした。 そうこれはゆっくり用電気椅子。死なない程度に電流を流し続ける拷問器具です。 言っても解らないバカには体で教えるしかないというわけですね。 さあれいぱー達を椅子に固定し、いよいよ放電スタートです。 「ぎゃあああああああああ!!!」 痛みにもだえるれいぱーたち。研究員達の溜飲も少しは下がります。しかしそう思ったのもつかの間。 「みんなぁあああ!!こんないなかものたちにまけちゃだめよぉおおおお!!!」 「そうよぉおお!!わたしたちはこんなだんあつにくっしないわぁあああ!!!」 「ありすたちはここをでたらとかいはなまりさとすっきりするのよぉおおおお!!!」 完全に加害者にも関わらず、なぜか被害者面のれいぱーありすたち。こちらが悪者扱いです。なぜか意味もなく死亡フラグを立てるものまでいました。 これには研究員達も苦笑するしかありません。いっそのこと電流を最大にしてケシズミにしてやろうかと思いましたが、今回の実験はれいぱーを改心させることにあります。 結局この実験もれいぱーを改心させることはできませんでした。 その後も様々な方法でれいぱー達に罪を自覚させようとする研究員たちですがことごとく失敗。 やっぱりれいぱーを改心させるなんて無理なんだ。皆が諦めかけたその時です。 バァン!!研究室のドアが音を立てて開きました。そしてそこにいたのは。 「としあき博士!!」 この研究の責任者であるとしあき博士がそこにいました。 不可能といわれたある希少種の繁殖を成功させたことで有名な博士です。 みんなの目にもう一度希望の光がともります。 「みんな待たせたな。秘密兵器も到着している。これより最終実験だ!!」 「はいっ!!」 研究所がにわかに慌ただしくなってきました。 れいぱーありす矯正計画 最終実験 「だしなさい、ここからだしなさいよ!!」 「どんなにごうもんしてもむだよ!!ありすたちはそんなぼうりょくにけっしてまけないんだから!!」 研究所の一室でけたたましくわめき続けるありす達。相変わらず被害者面で本当にむかつかせてくれます。 そんなれいぱー達の前にとしあき博士。ニコリと笑いながらこう言いました。 「やあ、私の部下がすまなかったねえ。後でうんと叱っておくから許してくれないかい。」 なぜかれいぱーに謝罪し許しを請うとしあき博士。これに対して態度がでかくなるのがゆっくりというもの。 「はあ!?あやまってすむもんだいだとおもってんの!?ばかなの?しぬの!?」 「しゃざいとばいしょうをようきゅうするわ!!すぐにあまあまとびゆっくりをもってきなさい。さんぷんいないよ!!」 「ありすたちをふとーにこーそくしたつみはおもいわよ!!しんでつぐなってね!!」 としあき博士は困ったように鼻をかきながら言いました。 「いやあ、君達が怒るのも無理はない。そう思って君達に素敵なプレゼントを用意したんだ。」 「ゆっ?ぷれぜんと!?」 何か貰えると聞いてそれまでギャーギャーうるさかったありす達の声がピタリと止まりました。こういう所は本当に現金な奴らです。 「ああ今回のおわびにとびっきりの美ゆっくりを用意したんだ。君達にぴったりのゆっくりをね。」 美ゆっくりと聞いて色めきだつれいぱーありす達。ここ数日すっきりしてないのかなり性欲がたまっていたのです。 「ふ・・ふん。どんないなかものかしらないけど、まあかんがえてあげてもいいわよ。」 「でもこれですまそうなんてかんがえないでよね!!ありすたちがいきてるかぎりしゃざいとばいしょうはつづくんだから。」 しかし本心を知られたくないのかツンデレで返します。こういうところは本当にうざいです。 「そう言ってくれると嬉しいよ。実はもうそこまで来ているんだ。」 そういうと扉で待たせていた研究員に合図して一匹のゆっくりを連れてこさせました。 「ゆっ・・・あれは・・・」 目をギラギラさせて見ていたありすたちが見たものは・・・ そこにいたのは一匹のゆっくりてんこでした。なぜか顔を上気させて興奮しています。 「んほぉおおおおおおお!!てんこをいじめてねぇえええええ!!!」 そう言いながら猛スピードで突っ込んでくるてんこ。そのスピードはすでにゆっくりではありません。 「ぎゃあああああ!!!ばけものぉおおおお!!!」 「ゆっくりでぎないわぁあああああああ!!!」 「てんこのめすぶたなあいをうけとってぇえええええええ!!!」 てんこの尋常ではないキモい顔に恐れをなし逃げ惑うれいぱー達。自分たちも似たようなものなのですが。 しかし逃げたところでてんこの方が速いのです。その上室内ではそもそも逃げるスペースがありません。 簡単に追い詰められてしまいました。 「うがぁああああ!!!しねぇえええええばけものぉおおおおお!!!」 意を決しててんこに体当たり攻撃を仕掛けるれいぱー達。もんどりうって吹っ飛ぶてんこ。 やった倒した。そう思い喜ぶれいぱー達。しかし。 「どうしてありすのあたまにくきさんはえてるのぉおおおおおお!!!」 なぜか体当たりしたありす達が植物型にんっしんっをしてしまいました。 「よくもやったわねばけもの!!とかいはなあいをくらいなさいっ!!」 ぺにぺにを倒れたてんこのまむまむに入れるありす。体当たりが駄目なら犯し殺そうというのですが・・・ 「ぎやぁああああああ!!!ありすのぺにぺにがぁあああああああ!!!」 今度はぺにぺにに茎が生えてしまいます。ぺにぺにから植物型にんっしんっの茎が生えるさまは相当シュールです。 実はこのてんこは博士の作った改造てんこで、発情することでれいぱーありすの数倍の濃度をもつ精子粘液を常に体から出すことができる個体なのです。その為相手のゆっくりは触っただけでが植物型にんっしんっしてしまいます。 としあき博士は病気と言えるほどてんこ好きで、他のゆっくりも研究すればもっと有名になれる人物なのですが 「このとしあきが金やちやほやされるためにてんこを研究していると思っていたのかァーーーーーッ!!! 私は『てんこを愛している』だからてんこを研究している! !『てんこを愛している』 ただそれだけのためだ。 単純なただひとつの理由だが それ以外はどうでもいいのだ!! 」 と言うほどのぞっこんラブっぷり。ちなみに今回プロジェクトに参加したのも改造てんこの性能を試したかっただけで「Tプロジェクト」のTもとしあきからでなくてんこのイニシャルからとっています。 「んほぉおおおおおおお!!もっとぉ、もっとめすぶたなてんこをいじめてねぇえええええ!!!」 「ぎやぁああ!!ばけものがふっかつしたぁあああああああ!!!」 この後しばらくの間ありすたちの悲鳴が鳴り響き続けました。 30分後、研究員によってドMてんこが回収されたときには、茎を生やして死にかけのありすが部屋中に散乱していました。 このままにしていたら茎に栄養を吸われて長くはないでしょう。 そんなありす達に博士は茎を引きちぎりオレンジジュースをかけていきます。 なんとか息を吹き返すありす達。当然口々に博士を非難し始めす。 「なんなのよ!!あのばけものは!!」 「こわかったわぁああああ!!!」 「おやおや君たちにぴったりなゆっくりだと思ったんだがな。」 「どこがよ!!あんないなかものとありすたちのどこがにてるのよ!!」 「じゃあ聞こう。君達がやってることとどこが違うと言うんだい?」 「えっ、どこって・・・」 もごもごと口ごもるありす。なぜかさっきまでの勢いがありません。 「奇声を放ちながら品性のかけらもなく身勝手におのれの欲望を満たそうとする・・・どこが違うんだい?」 まあてんこの場合そこがキモかわいいんだけど。そう思い悦に入るとしあき博士。 としあき博士はてんこの妄想だけでご飯3杯はいける強者です。 「そ・・・それは・・・わたしたちは・・・とかいはなあいを・・・」 「そう言いながら殺してきたんだね、他のゆっくりたちを。」 「ち、ちがうわ!!わたしたちは・・・」 「なにが違うと言うんだね。君達がおのれの性欲のままにゆっくりを犯し殺してきたのは事実だろう?」 静かにそして穏やかに、しかしどこか凄みのある声で話すとしあき博士。怒鳴られるよりよっぽど怖いです。 「だまりなさい、いなかもの!!あなたにありすたちのなにがわかるの!!」 怒りというより悲鳴に近い声で叫ぶありす。しかしとしあき博士は続けます。 「君達のことなど解りたくもないがこれだけは解る。君達は都会派な愛なんて言葉を免罪符に沢山のゆっくりを殺してきたんだ。 まりさを。れいむを。ちぇんを。ぱちゅりーを。自分がすっきりーしたいから。ただそれだけの為に。 醜悪な顔でぬめぬめした薄汚い粘液をだしながら嫌がるゆっくり達をレイプしてきたんだ。 都会派な愛!?笑わせてくれるね。自分達のドロドロした汚物のような性欲を正当化しただけだろ。それに本人たちが気づいていない なんて滑稽を通り越して不憫だとすら思えてくるよ!!」 「いや・・・やめて・・・やめて・・・」 首を振ってイヤイヤするれいぱーありす。そんなありすを無視して博士は更にれいぱーたちを責め続けます。 「やめて?君達はそう言って嫌がるゆっくりを何匹犯し殺してきたんだね。全てツンデレで済ましてきたんだろ。だったら私もやめないよ。 まあ、でも君達にもかわいそうな存在だよね。君達のような汚物、誰も相手にしてくれないんだろ?だからその寂しさを埋める為に群 れをつくり他のゆっくりを襲い続けてきたんだよね。そうやっているときだけ寂しさを忘れることができるから。 そして罪の意識から逃れる為に『これは都会派な愛を与える為の行為でありすはその伝道師なんだ。例えその結果死んでもそれは幸せ で名誉ある死なんだ。だからありすは悪くない』そんな笑っちゃうような妄言を本気で信じていたんだ。 実際は汚物のようなれいぱーに無理やり犯し殺されただけなのに。いやー本当に哀れだ。死んでいったゆっくりも君達も。」 もうありすは何も言えませんでした。ただその場でブルブルと震えるだけ。 とどめを刺すようにとしあき博士は耳元でつぶやきます。 「本当はもうわかってるんだろ?自分達が今まで何をやってきたのか。」 「いやぁああああああああああ!!!!!」 ひきつけでも起こしたように泣き叫ぶありす。そして 「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・ほんとうにごめんなさい・・・」 うわごとのように謝り始めました。他のありす達までそれに続きます。 「ごべんなさぁいいいいいい!!!あでぃすがいながものでしたぁあああああああ!!!」 「いやぁあああ!!こないでぇえええ!!ありすがわるかったわぁああああ!!!」 「・・・・(ガツン)・・・・(ガツン)・・・・・・」 号泣して謝罪するもの、今まで犯し殺したゆっくりの幻影に怯えるもの、気が触れたように壁にぶつかるもの。 皆それぞれですが明らかに罪の意識を感じているようです。 いままでどんな事をしても改心しなかったれいぱーが。これには研究員もびっくりです。 なぜこの様なことがおきたのか。それはれいぱーありす達が直前にドMてんこに襲われたことにあります。 てんことありす。一見なんの関係もないような2匹ですが意外と共通点は多いのです。 どちらもれいぱー化やドM化をしなければ、比較的賢く飼いやすいお嬢様タイプのゆっくりである点。 ありすが「とかいは」という言葉を好むようにドMてんこも「メス豚」という言葉をよく口にする点。 れいぱー化、ドM化すると顔や言動がキモくなり手がつけられない存在になる点。 ドMてんこはれいぱーありすにとって合わせ鏡といえる存在なのです。 実際ゆっくりショップではてんこはありすの上位互換種として扱われます。 そのドMてんこに無理やりにんっしんっさせられたことでれいぱー達は悟ってしまったのです。 この不快感、苦痛、絶望、恐怖こそが今まで自分達が「とかいはなあい」と称して他のゆっくりに与えたものだということ。 この化け物のような醜悪な顔こそすっきりーしている時の自分達の顔であること。 そう解らせてしまえばれいぱーの自我やプライドなど脆いもの。毎日てんこと言葉攻めプレイを楽しんでいるとしあき博士には、砂の お城でも壊すようにあっさりと崩壊させることができました。 「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」 泣きながら謝り続けるありすにとしあき博士は優しく言います。 「いいんだよ・・・・もう。解ってくれればそれでいいんだよ・・・」 ありす達が泣き止むまでとしあき博士はそう言い続けました。 「ごめんなさい・・・ありす・・・みんなにひどいことやってきたのね。」 「なんとかつぐないたいわ。なにかありすたちにできることないかしら。」 この答えにニヤリと笑うとしあき博士。すべて計算どおりだというように。 「うーん、それじゃあ私の運営しているゆっくり牧場を手伝ってくれるかな?三食昼寝つきで君たちにぴったりの仕事があるんだ。」 「ゆっ!?そんないいおしごとがあるのかしら?」 「わかったわ。ありすたち、そこでほーしかつどうをしてつみをつぐなうわ!!みんないいわね!?」 「もちろんよ!!そこでしんのとかいはなあいをまなぶのよ!!」 「「「えいえいゆーーー!」」」 こうして博士のゆっくり牧場を手伝うことになったれいぱーありす達。内心博士がほくそえんでるとも知らずに・・・ 数日後、ありす達は牧場の草原を跳ねていました。しかし様子がおかしいです。 頬はやせこけ、目にはくまができており、明らかにゆっくりできていません。その上なにかに怯えるようにキョロキョロしています。 「はあ・・はあ・・・もうだめ・・・いっぽもうごけないわ・・・」 「だめよありす!!あいつらが・・・あいつらがくるわ!!」 「あきらめるなんてとかいはじゃないわ!!」 疲労困憊で倒れたありすをはげます他のれいぱーありす達。しかし時既に遅し。 ありすたちはやつらに見つけられてしまいました。地鳴りを上げながらやってくるその群れたちに。 「んほぉおおおお!!!れいぱーさんたちみつけたわぁああああ!!!」 「めすぶたなてんこのまむまむをおかしてぇえええ!!!」 「てんきょをめちゃくちゃにしちぇねぇええええええ!!!」 数百体のドMてんこの群れ。成体から赤ゆっくりまで一斉に突撃してくるさまは壮観の一言です。 そうここはドMてんこ専用のゆっくり牧場。博士が繁殖したてんこを育てる為の施設です。 ありす達に任されたのはそのドMてんこ達の遊び相手。 まあもっとも遊び相手というより生贄や人身御供という言葉のほうがしっくりくる感じですが。 なんとか逃げ出したれいぱーありすたちでしたが、先程倒れたありすはそうはいけません。動けないままあっという間にてんこの群れに飲み込まれてしまいました。 「れいぱーさん、てんこをおかしてねぇええ!!」 「ずるいわてんこもおかされたいのにぃいいい!!!」 「みんなでめすぶたにおかされましょおおおおお!!!」 「やべて・・・たづけて・・・」 粘液を出しながら逃げ遅れたありすに四方からにすーりすりを繰り返すてんこたち。みるみるうちにありすに茎が生えていきます。 もう、こうなるとどっちがれいぱーなのか解りません。あっという間にありすは黒ずみ死んでしまいました。 一方こちらはれいぱーありすの群れ。なんとかてんこ達を振り切り物陰に隠れることができました。 しかし当然笑顔などありません。また一人仲間を失ってしまいました。 これで何人目だろう。すでに群れは始めの半分以下の数になっています。 「やあ!!お仕事ごくろうさん。」 突然声を掛けられビクッとするありすたち。そこに立っていたのはとしあき博士でした。 「おねがいはかせぇえええ!!!ここからだしてぇえええええ!!!」 「こんなのきいてないわぁあああああ!!!」 必死にここから出して欲しいと懇願するありす達。しかし博士はあっけらかんとこう言います。 「ははは。それは駄目だよ。だって私は嘘は言ってないだろう?だったら君達も約束守らなきゃ。」 確かに博士は嘘は言ってません。 ありすたちには3食きちんと食事が出てますし、昼寝どころか一日中寝ていてもいいのです。 しかしこれは所構わず襲ってくるてんこ達の襲撃がなければの話。 実際は食事はドMなてんこに合わせた虐待用ゆっくりふーど「雑草以下味」「腐った生ゴミ以下味」なのでとても食えたものでなく、 てんこ達が襲ってくる合間にその辺に生えている雑草をかきこんで済ましているのが現状。 昼寝どころか夜も「てんこをよばいしてねぇええええ!!!」とてんこが襲ってくるのでおちおち寝てられません。 「ところで君達いいのかい?」 「「ゆ!?」」 「もうそこまでてんこ達が来ているんだが。」 はっとするありす達。博士に気を取られていたからでしょう。完全に周りをてんこたちに包囲されてしまっています。 「はっはっはっ。てんこたちも君達が気に入ったみたいだね。それじゃあ仲良くやってくれたまえ。死ぬまでな」 そう言って去っていくとしあき博士。博士、何気に外道です。 「だれか・・・だれかたすけてぇえええええええ!!!」 ありす達の悲鳴が秋空にどこまでも響きわたりました。 自分達が殺したあのまりさ達の時と同じように。 あとがき いつもご愛読ありがとうございます。長月です。 今回は少し作風を変えてみたんですがいかがだったでしょうか?ご意見、ご感想等コメント欄に書いてくれると励みになります。 ところで、てんこの「メス豚」がありすの「とかいは」にあたる言葉なら、ありすの「いなかもの」に当たる言葉はなんにすればいい んでしょうか?いいアイディアがある人はコメント欄に書いてもらえば幸いです。 今まで書いた作品 ふたば系ゆっくりいじめ 176 ゆっくりちるのの生態(前編) ふたば系ゆっくりいじめ 185 選ばれしゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 196 新種ゆっくり誕生秘話 選ばれしゆっくり番外編 ふたば系ゆっくりいじめ 208 ゆっくり見ていってね ふたば系ゆっくりいじめ 218 またにてゐ う詐欺師てゐの日々 ふたば系ゆっくりいじめ 227 VS最強のゆっくり 史上最低の戦い ふたば系ゆっくりいじめ 247 夢と現実のはざまで ふたば系ゆっくりいじめ 264 あるまりさの一生 ふたば系ゆっくりいじめ 298 ゆっくりを拾ってきた ふたば系ゆっくりいじめ 336 ゆっくり Change the World(出題編) ふたば系ゆっくりいじめ 357 ゆっくり Change the World(出題編2) ふたば系ゆっくりいじめ 391 ゆっくり Change the World(解答編) ふたば系ゆっくりいじめ 400 あるゆっくりできない2匹の一生 ふたば系ゆっくりいじめ 441 てんこがゆっくりするSSさん ふたば系ゆっくりいじめ 457 あるドスまりさの一生 とてもゆっくりした群れ ふたば系ゆっくりいじめ 476 ゆっくりを愛でてみた 「餡子ンペ09」 ふたば系ゆっくりいじめ 511 れいむと幸せを呼ぶ金バッジ 「餡子ンペ09」 長月の作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 全レイパーにこれを施して改心させたい -- 2019-10-28 23 01 10 てんこ牧場行きてぇ…… -- 2015-01-31 15 02 43 こてこてにてんこてんこし過ぎてれいぱーありすの印象薄れたwwwwww -- 2013-06-17 13 48 26 えってんこ可愛くね?苛めてる時も でも・・・この改造ドMてんこはさすがに・・・可愛くないわ・・・ 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「ふたば系ゆっくりいじめ 121 01ぱらまりさ01/コメントログ」
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※パロディです ※童話風もしくは絵本風にかかれています ※虐待お兄さんが出ます ※すべてひらがなです ※ゆらしまたろうといってもゆっくりではありません ※虐待要素がほとんどありません 「ゆらしまたろう」 むかしむかしあるところにゆらしまたろうというわかものがすんでいました。 ゆらしまたろうはつりがだいすきで、つりでつったさかなをいちばにうってせいかつをしていました。 きょうもゆらしまたろうはおいしいたべものをもらうためにさかなをつりにいくと 「やめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 「「「きゃっほぅ!しゅうだんりんちだぁ!!」」」 というこえがきこえました。 こえのするほうをみると なんということでしょう!3にんのこどもがきしょうしゅであるゆっくりにとりをいじめてました。 それをみた ゆらしまたろうはとてもおどろきました。 ただでさえゆっくりにとりはかずがすくないのでここでにとりがしんだらまたにとりのかずがへってしまうだろう! そうおもったゆらしまたろうはすぐにとめにいきました。 「こらこら おまえたち! にとりをいじめたらいけないだろう?」 「「「えー!?」」」 「いいじゃん。」 「べつに。」 「おもしろいからいいんだよ。」 「「「と、いうより、ゆらしまさんもぎゃくたいだいすきじゃん!!!」」」 「む・・・たしかにそうだが だが!にとりしゅはいま、きちょうないきものなんだぞ!! ぎゃくたいするならじぶんでふやすか、しぜんにふえてからにしなさい!」 とゆらしまさんがせっきょうをするとこどもたち「は~い」といいしぶしぶかえりました。 こどもたちがかえったあと、ゆらしまさんはにとりのからだをきれいにしました。 きずもなおしてもらいきれいになったにとりはうれしそうに「かっぱっぱー♪」とないていました。 しかし、よくみるとにとりのからだがぱさぱさになりはじめました。 それにきづいたゆらしまさんは 「おお、そうだったな。」 とゆらしまさんはにとりをみずのなかにいれてやりました。 するとどうでしょう!にとりのからだがぱさぱさおはだからつるつるおはだにかわっていくではありませんか! 「にんげんさんありがとう!」 「いや、いいんだ・・・」 「にんげんさんにおんがえしがしたいよ! ついてきてね!」 とにとりがあんないしようとします。 が 「でも、おまえでりくでながくうごけるの?」 「・・・あ!お、おにいさん。 つつなんてない?」 「あ・・・あるけど・・・」 ゆらしまさんはつつにみずをいれそこににとりをいれました。 にとりのさすほうこうにすすむとそこにははいせんがあってまだうごくようなのでにとりのさすほうこうにふねをすすめました。 するとめのまえにしまがみえ、そこにふるいこやがありました。 ふねをとめるとにとりがなかにはいってねというのでなかにはいるとめのまえにとびこんできたのはたくさんのゆっくりたちでした。 「ゆゆっ!おにいさん!りゅーぐーじょーにようこそ!」 「「「「「ようこそっ!」」」」」 れいむがあいさつをするといっせいにほかのこがあいさつをしました。 「おにいさんがにとりをたすけてくれたんだね!ありがとう! それと、にとり、だいじょうぶ?」 「だいじょうぶだよ!」 「ならいいね!みんな!おもてなしのじゅんびをしてね!!」 「「「「「ゆっくりおもてなしするよ!!」」」」」 「かっぱー!」 とゆっくりたちがぴょこぴょことゆらしまさんをへやのなかへあんないしました。 なかはびんぼうくさいつくりでくものすなどがはられていました。 「れいむ、ほんとうにここでだいじょうぶかい?」 「だいじょうぶだよ!へやはきたなくてもれいむたちはまんぞくだよ!せいいっぱいおもてなしするからまっててね!」 「はいはい。」 それからすうふんご しょくじがはこばれてきました。 「おにいさん!ごはんだよ!ゆっくりたべてね!」 しかし、そのはこばれたしょくじがごうせいとはいえませんでした。 なんとはこばれたしょくじは むかで だんごむし ちょうちょなど、ゆっくりしかたべることができないしょくりょうでした。 「な・・・なんだこれ!!」 「ゆ?むしさんだよ!ふるこーすだよ!おいしくてえいようまんてんなんだよ!」 「いや、おれ、むしくえないから」 「すききらいはよくないよ!ゆっくりできないよ!」 「いや、すききらいとかそういうもんだいじゃないから」 「ゆ!?まさかまいやうたさんをまってるんだね!?」 「いや、はなしをかえないで」 「じゃあ、みんな!はいってきてね!」 「ちょ、おま・・・ひとのはなしを・・・」 「ゆっ、ゆー!!」 とれいむのかけごえとともにゆっくりたちがはいってきました。 よくみるとそのゆっくりたちははっぱなどでおめかしをしたゆっくりでした。 はいってきたゆっくりたちはかくじでうたい、おどりはじめました。 「「「ゆっくり れいむたちのびぼうでよいしれてね!!」」」 「「「とーかーいーはー♪」」」 「「「まーりさーはさーいきょう つーよいーこー♪」」」 「「「ゆゆゆゆっくりゆっくりゆー!!」」」 「「「ゆっくりのひ~♪ゆったりのひ~♪まったりのひ~♪」」」 そのまいとうたはひどいものでした。 みんなばらばらでうたい、いっぴきいっぴきのこえがよくきこえないうえにすごいおんちなのでゆらしまさんはとてもふかいにおもえました。 それにまいはぴょこぴょこはねまわっているだけ、みているだけでもいやけがさしてきます。 「・・・」 「どうしたの?おにいさん」 「おれ・・・もうかえるわ。」 「ゆ!?もうかえるの!?まだうたもまいもおわっていないのに」 「いや、はっきりいうとな。 うたはめちゃくちゃでおんていはずれまくり まいっていってもぴょんぴょんはねるだけじゃん。 それでおもてなしのつもりなの?ばかなの?しぬの?」 とばせいをはなちかえろうとするゆらしまさんをれいむがとめました 「ゆっ・・・ あ、あとおにいさん!」 「こんどはなに!?」 「ゆっくりだいをちょうだいね!」 「はぁ!?」 「おしょくじと・・・まいと・・・うたとで・・・ゆんゆんゆん・・・ しめてひゃくまんえんだよ! はやくちょうだいね!」 「な・・・なにを・・・・てかそれぼったくりだろ!」 「ゆ!?ただでゆっくりするつもりだったの? いまのじだいはおかねがすべてなんだよ! これだけとるのはじょうしきだよ! そんなこともしらないの!?ばかなの?しぬの?」 「はやくおかねをちょうだいね!!」 「おかねもくれないじじいはしね!!」 「しね!」 「しね!」 「しね!」 とゆっくりたちはゆらしまさんにばせいをはなちました。 しかし、ゆらしまさんのがまんももうげんかいです 「やっぱゆっくりはしんようならねぇぜぇ! ひゃぁ!」 「ゆぅっ!おにいさんごらんしんー!・・・ぶぇっ!」 まずちかくのれいむをふみつけて。 つぎにまりさをはいせんのおーるでなぐったり。 ありすをうみになげこんだり ちぇんのしっぽをひきぬいたり みょんのからだにきのえだをぶっさしたりしてりゅーぐーじょーのびゆっくりたちはみなごろしにされ そしてそのあとりゅーぐーじょーはあんこのにおいでうめつくされ、なんどきれいにしてもあんこのにおいがおちなかったそうな めでたしめでたし。 (おまけ それをゆっくりに読み聞かせた後) 「ぜんぜんめでたくないよぉぉぉぉぉぉぉぉおおおお!!」 「ん?そうか?俺的にはめでたいものだが あ、ついでにこの本は浦島太郎が作ったってうわさだ(嘘です)」 「しらないよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおお!!」 「でもゆっくりとかでていいじゃないか」 「でもさいごころされちゃうでしょぉぉぉぉおおおおおおお!!」 「でも虐待描写少ないじゃん」 「でもやだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああ!!」 「そうか・・・ゆらしまたろうのお話は駄目か・・・ じゃあ、どんな話がいい? ゆんたろう? あかゆきん? それともしらゆっくりひめ?」 「どれもやだあああああああああああああああああああああああああ!! ゆっくりかんけいいやだああああああああああああああああああ!!」 「じゃあ、ゆらしまたろうと浦島太郎どっちがよかった?」 「そんなものよりもうらしまたろうさんのおはなしのほうがもっともいいよぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおお!! かわいぞうながめざんだずけでっ! おいじいごばんもむーじゃむーじゃじでぇっ! じあわぜそうだっだよー!!」 「・・・でも最後爺さんになって幸せそうじゃなさそうだったが?」 「ゆッ゛」 本当に終わり あとがき ゆっくり太郎を作り終え、あ、ゆっくり太郎があるならゆらしまたろうもありだなと思い作った童話シリーズ第二弾 でもゆらしまたろうとか言っておきながらお爺さんにはならなかったけどね! byさすらいの名無し このSSに感想をつける
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「ふたば系ゆっくりいじめ 752 おらべならい/コメントログ」 面白かった -- 2010-06-12 14 36 52 最高。ラストの「やっと帰れる➝捨てられ」の絶望オチがすっきりー。 -- 2010-06-27 00 16 09 最後のオチに心の底からGJ -- 2010-06-27 00 41 16 NICEでした! -- 2010-06-28 23 31 32 Good! -- 2010-07-14 22 53 13 素晴らしい! -- 2010-07-25 12 25 54 なんてすっきりする話じゃ!! -- 2010-08-05 23 35 14 すっきりいいいいいいいい!!!! -- 2010-08-13 04 26 08 稀に見る良作 -- 2010-08-31 00 45 33 すっきりー! ラストのオチに吹いたw 更生されたげすより、良い躾したゆっくりを選ぶのは当然だね、わかるよーw -- 2010-10-31 18 50 37 レンタル良ゆがゲスに墜ちませんように… -- 2011-01-11 16 40 51 まむまむ爆発も見たかったな~ -- 2011-06-06 23 31 19 とてもおもしろかったです! 赤れいむが捻り潰されるところをもっとじっくり見たかったw -- 2011-07-19 16 12 54 おらべならいい!ゆっくりってどんだけ舌長くて厚みないんだよ…蛇の舌かよ…~ ゜)ーーーおえ -- 2012-09-26 08 14 18 イイハナシダナー -- 2019-03-30 01 21 36
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(一匹目 虫歯) 「次の方どうぞ~。どうなさいましたか?」 「いやー。どうも虫歯になってしまった様で、一昨日から随分痛がっとるんですわ。 体が餡子でできてる癖に虫歯になるなんて・・・痛がってるのを見るのも一興と思って放って置きましたが、 流石に一日中ゆぅゆぅ泣かれるとねぇ・・・五月蝿くてかなわんのですよ。先生、何とかなりませんか?」 「ゆー、ゆー、いたいよー・・・」 「解りました。お任せ下さい。では、治療が終わるまで待合室でお待ち下さい。」 「さて・・・どうしたもんかねぇ・・・」 「どうしたもんかねぇ・・・って、先生、今『お任せ下さい』って言ったじゃないですか。」 「ん?まあそう言ったけどさぁ、ゆっくりの虫歯なんて初めて見たよ。どうすんのよ、これ。」 「どうすんのよって・・・あんた医者でしょうが。」 「医者って言ったって・・・ただオレンジジュースぶっ掛けたり、インチキ治療して治療費取ってる なんちゃってドクターだぜ、俺は。別に専門の学校で勉強したわけでもねーし。 まったく皆何を期待してんだか。いい加減気付けよなー。」 「・・・」 「だいたいよー、ゆっくりなんてその辺にいくらでもいるんだから。 具合が悪くなったら取っ替えたらいいんだよ。金払って治療するなんて、あいつら頭湧いてるんじゃねーか?」 「そんな事言われても困りますよ。インチキでもいいから治療して金取ってもらわないと。 私、先月の給料まだ貰ってないんですからね。私の分だけでも金稼いで下さいよ。」 「へーへー。わっかりましたよー。まったく人使いの荒い看護師だぜ・・・」 「何か言いました?」 「ナニモイッテナイヨー。」 「ゆーん。いたいよー。はやくいたいのなおしてね・・・」 「さて、じゃあ始めますか。おい、ゆっくり。口を開けてみろ。」 「あーん。」 「あーあーあー。ひっでえなこりゃ。素人の俺でもわかるぜ。完全に虫歯だね。しかも一本じゃねーな・・・ 一本づつ歯を削るのもだりーな。めんどくせえ、全部抜いちまうか。」 「ゆゆっ!やめてね!はがなくなったらゆっくりできないよ!」 「はぁ?おめーがどうなろうと知ったこっちゃねぇんだよ。しかし、確かに虫歯を全部抜いてそれで終わり、 ってわけにもいかねーな。歯無しのゆっくりにして返したら飼い主怒るだろうしな。」 「どうするんです?」 「うーーーーん。そうだな・・・歯を全部抜いて、ばれない様に差し歯にしようか。 君、ペンチ持ってきて。あと昨日治療に失敗して死んだゆっくりがいただろ。 そいつの死体から歯を引っこ抜いてきて。」 「やめてね!やめてね!おいしゃさんなんでしょ!ちゃんとれいむのはをなおしてね!」 「うるせーなー。あんまり五月蝿くしてると、治療のショックで死んだ事にして殺しちゃうよ?」 「!!!!!」 「先生、持ってきましたよ。」 「おー、サンキュー。じゃ、早速始めますか。」 「やめてね!おねがい・・・れいむのはをぬかないで・・・ゆぎゃあああああ!!!!」 「いだいよおおお!!!」 「ブチッ」 「ひぎいぃぃ!!!」 「ブチッ」 「いやあああああ!!!」 「ブチッ」 「や、やめて・・・いいいいい!!!」 「ブチッ」 「やめでえええ!!!」 「ブチッ」 「もういやだあああ!!!おうぢがえるうううう!!!」 「ブチッ」 「ゆ゛う゛う゛う゛う゛!!!」 「ブチッ」 「ブチッ」 「ブチッ」 「ブチッ」 「ブチッ」・・・ 「ゆぅぅぅぅぅぅ・・・はが・・・れいむのはがぁ・・・」 「よし、次は新しい歯を刺していこうか。それっ!」 「ゆぎいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」 「あ、あれ?刺さらない・・・うーん、困ったなぁ・・・しょうがない。ボンドでくっつけるか。」 「ボンドで付けただけでは、後で取れてしまうんじゃないですか?」 「あーん?いいんだよ別に。飼い主に渡した時だけくっついてれば。あとはどうなろうと知ったこっちゃねーよ。」 「ふぅ・・・これで全部終わったな。」 「ゆぅぅ・・・ゆぅぅ・・・」 「先生、なんか歯並び悪くありません?」 「ん?そう言われてみると確かに・・・やすりで削るか。」 「いやっ!やめてっ!おねが・・・ゆぎゃああああああああああああ!!!!!」 「はい、終了ー。あーあ、やっと終わったよ。」 「ゆううううう!!!よくもやってくれたね!れいむはおこったよ!おじさんにいいつけてやる!!!」 「はいはい。もし起きた時に覚えてたらねー。プスッとな。」 「ゆぴっ!!!な、なにをした・・・の・・・ゆぅ・・・ゆぅ・・・」 「あれ?いったい何をしたんです?」 「ああ、睡眠薬を打ったんだよ。色々聞かれたからな。飼い主に告げ口されたら困るし。 これで三日くらいは起きてこないはずだ。三日も経てば忘れるだろ、餡子脳だし。」 「じゃ、こいつを飼い主のとこへ返してきてくれ。それと次の患者も中に入れるように。」 (二匹目 出不精) 「次の方どうぞ~。どうなさいましたか?」 「実はこの子ゆっくりなのに・・・外で他のゆっくりと遊んだりしないんですよ。」 「ほう。外出恐怖症ですか?それとも近所の友達にいじめられたとか?」 「いえ、そういった訳では無いんです。友達が家に遊びに来た時は仲良く遊んでいます。 それに自分から外に出る事は無いんですが、私がだっこして外に連れ出すのはあまり嫌がらないんですよ。 たぶんただの出不精だと思うんですが。」 「それくらいなら特に問題無いのでは?」 「そうなんですが・・・このままじゃ運動不足で不健康になってしまうでしょう? 私は一人暮らしで昼間は家を留守にしていて、この子の相手をしてられないんです。 だからできればこの子には、日中は他のゆっくりと一緒に外で遊んでいてほしいんです。」 「うーん。なるほど。解りました。お任せ下さい。では、カウンセリングが終わるまで待合室でお待ち下さい。」 「さーて困ったねぇ。うちにはゆっくり専門のカウンセラーなんていねーし。どうすんべ?」 「無理なら無理って最初に言ったらいいのに・・・」 「ん?まあそうなんだけどね。あの飼い主一人暮らしって言ってたじゃん? 一人暮らしなら一杯金ため込んでるんじゃねーかと思って。少しくらいぼったくっても文句言わねーだろ。」 「外道・・・」 「しかしそれも、このゆっくりが自分で外に出る様にならないと話にならねーんだよな。 治療は失敗しました、でも金はたっぷり頂きます、じゃ流石に納得しないだろうからなぁ。」 「あたりまえですよ。」 「うーん。とりあえずこいつが外に出たがらない理由でも聞いてみるか。 おい、ゆっくり。どうしてお前は外に出るのが嫌なんだ?」 「ゆ?まりさはおうちでゆっくりするのがすきだよ。おそとはゆっくりできないよ。」 「そんな事無いだろう。お前の仲間は皆外でゆっくりしているぞ。」 「ゆぅぅ・・・そんなこといわれても・・・まりさはおそとにいるとなぜかゆっくりできないの。」 「飼い主と一緒に外に出るのは平気なんだろ?」 「ゆ。おねえさんといっしょだととてもあんしんできるの。だからゆっくりできるよ。」 「なるほどねぇ。自分が安心できる場所じゃないとゆっくりできない訳か。 で、こいつにとって外は安心できる場所じゃない。つまり、外が安心できる場所だと教えなきゃいけないのか。 こりゃ専門のカウンセラーに任せないと無理っぽいねぇ。」 「おねえさんのとこにかえってもいい?ここじゃゆっくりできないよ。」 「そんなこといわれてもね。困るんだよ。お前がちゃんと自分で外に出られる様にならないと。 それまではここにいてもらうよ。」 「いやだよ!ここじゃゆっくりできない!ゆっくりおうちにかえるよ!」 「あ!こら、待て!おいっ!そいつ捕まえろ!」 「はい。」 「ゆううううう!!!はなせえええええ!!!おうちかえるううううううう!!!!!」 「はぁ・・・重症だねこりゃ。どうしたもんか・・・」 「いやだああああ!おねえさーん!おねえさーん!たすけてえええええええ!!!」 「どうします?一回痛い目にあわせて直接体に教え込みますか?」 「うーん・・・流石にそれはまずいだろ。体に傷が残ったらばれるしなぁ。」 「はなぜえええええ!!!おうぢがえるう゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!!!」 「しょうがねえなあ、奥の手を使うか。」 「奥の手?」 「実は以前自己啓発セミナーを主催していた事があってな。馬鹿共から金を巻き上げてたんだが・・・ その時催眠術を使って受講者達をハメてたんだよ。そんで変な壺とかネックレスとか高額で売りつけてな。 こう見えて結構催眠術には自信あるんだぜ。昔取った杵柄ってやつだ。」 「あんたそんな事もやってたんですか。つくづく外道ですね。」 「あんま褒めるなよ。じゃ、早速やりますか。 おい、ゆっくり。この紐の先についたコインをよーく見るんだ。」 「いやあああああああああ!!!おねえさあああああああん!!!ゆっくりできないいいいい!!!」 「あらら。だめだこりゃ。言う事聞きゃあしねえ。 しかたねーな。君、この煙草をゆっくりに吸わせてくれ。」 「げほっ!げほっ!げほっ!ゆ?ゆ?ゆゆっ?ゆふふ、ゆふふふふふ・・・」 「あれ?静かになりましたね。なんです?この煙草?」 「ん?ああ。あんまり大きな声では言えない葉っぱが入ってる煙草だよ。深く詮索するな。」 「え・・・それって・・・先生、そんなの吸ってるんですか?」 「まさか。その手のもんは自分でやるもんじゃない。馬鹿に売りつけるもんだ。」 「そんな商売やってるんだったら医者なんてやる必要無いじゃないですか。てゆうか金あるなら給料払え。」 「もう足を洗ったんだよ。それはたまたま手元に残ってただけだよ。」 「たまたま?」 「そう。たまたま。」 「・・・・・・(ジーーーーー)」 「ゴホン・・・う、うん。じゃあ催眠術を始めようか。おい、ゆっくり。このコインを見るんだ。」 「ゆぅ~~~~~~~~?」 「ほら、コインが左右にゆっくり揺れて・・・じっと見つめていると・・・ だんだんと・・・ゆっくりとした気分になってきただろう?」 「ゆぅ~~~?まぁいさはぁ~~、ゆぅ~~~くい~~~、しへき~~た~~~お~~~~~~~?」 「そう、お前はとてもゆっくりしてきたな。そしてだんだんと眠くなってきた。 そして明日の朝目覚めた時には、今日の出来事は忘れ、今までの自分じゃない違う自分に変わっているんだ。」 「ま~~いは~~~わ~~~~、ち~~が~~う~~、ゆっくい~に~~、かわゆ~~~~~?」 「朝目が覚めたら周りを見てごらん?なんだか様子がおかしいね。とてもゆっくりできないよ。 家の中にいると不安で不安で、とてもゆっくりどころじゃない。早く外に出ないと。」 「ゆゆゆ~~~~?おうちぃはぁ~~~、ゆ~~くい~~、できな~ひ~~のぉ~~~~。」 「そうだ。外に出ないと。外はとてもゆっくりできるよ。明日からは寝るとき以外ずっと外にいるんだ。」 「ゆふふふふふ~~~~~~。お~~そと~~~でぇ、ゆ~~~~~く~~~~~い~~~~~~・・・」 「・・・寝ましたね。これで成功なんですか?」 「ん?たぶんね。これで明日からは、夜に寝るとき以外は家の中ではゆっくりできない。 雨の日は外に出られなくて家の中で発狂するかもしれんが・・・まぁ、それは俺の知ったこっちゃねーな。」 「てゆうか、なんで家の中でゆっくりできなくなる様な催眠をかけたんです? 単に家の中でも外でもゆっくりできる様になる催眠で良かったんじゃないですか?」 「それやっちゃうとあの飼い主は二度とこの病院にこないだろ?無事解決だもんな。だからそんな事はしない。 このゆっくりは、もう家の中じゃゆっくりできない。そのうち飼い主もそれに気がつくだろ。 そしたらまた、きっとここに来るぜ。『この子、家の中じゃゆっくりできない様なんです』とか言ってさ。」 「んで、今度はカウンセリングと称して催眠を解いてやるのさ。もちろん金を取ってな。 そうすると最初に戻ってしまうな。こいつはまた外ではゆっくりできなくなる。 そしてまたうちに来るさ。そしたらまた催眠をかけて・・・あははw何回目で気が付くかなぁ。賭けようか?」 「うわぁ・・・」 「じゃ、こいつを飼い主のとこに返して、次の患者を入れてくれ。」 (三匹目 食中毒) 「次の方どうぞ~。どうなさいましたか・・・って、あーーーーーーーーーっ!」 「よう!久し振り。五年ぶりくらいか?お前が医者やってるって聞いてな。来てやったぜ。」 「なんだぁ?頭でも打ったのか?お前がゆっくりを飼うなんて・・・ ゆっくりに癒しを求めるなんて、お前のガラじゃねーじゃん。」 「あったりめーだろ。俺の心を癒してくれるのは、女が貢いでくれるお金だけだよん♪ このぱちゅりーは今の女が飼ってるのさ。」 「うわあ・・・ヒモをやってるんですか。流石先生の友人ですね。人間の屑です。」 「照れるじゃねーか。そんな褒めんなよ。ま、そういう訳だ。ちゃっちゃと治してやってくれや。 ダチの頼みだ。当然タダでやってくれんだろ?」 「まぁ・・・タダでやるのは別にかまわんが・・・俺は素人だぞ?それでもいいのか?」 「はい?お前無免許でやってんの?相変わらずだなw。てっきり専門の学校に行って勉強したのかと思ったぜ。」 「なわけねーだろ。お前と違って額に汗して働いてたんだよ。学校行く暇なんてあるわけねーだろ。」 「五年間なにやってたんだ?」 「高級羽毛布団のセールスとか、住宅リフォームの仕事とか、高齢者向けの高級呉服の販売とか、 健康食品の通販とか、多重債務者の債権を一本化してあげる仕事とか、 なぜか交通事故の現場にいる弁護士の役とか・・・って、んな事はどーでもいいんだよ。 それよりそのゆっくりだろ。そいつどうしたんだよ。随分顔色がわりーじゃねーか。」 「ああ。忘れてたwこいつさぁ、なんか賞味期限切れのものを食ったみたいなんだよ。たぶん食中毒だな。」 「ゆぅぅぅ・・・ゆぅぅぅ・・・」 「で?それを俺にどうしろと?」 「いや・・・治せよ。」 「治しましょうよ。」 「むきゅぅぅぅ・・・」 「治せって言われてもねぇ・・・どうしよ?とりあえず食ったものを吐き出させてみるか。」 「どうやって?」 「そりゃ人間と同じさ。喉の奥に指を突っ込んでこうやって・・・」 「ゆうっ!ゆげっ!ゆげええええええええ!!!!!!!!!!!」 「ほらほら、もっと吐け、もっと吐け。」 「げぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ・・・」 「ん?もう出ないか?」 「ゆげっ!ゆげっ・・・ゆぅ・・・ゆぅ・・・むきゅぅ・・・」 「あーあ、随分吐き出したなぁw体が一回り小さくなった。皮が皺だらけだよ。どうする?このままでいい?」 「このままじゃまずいなぁ。なんか体に詰めてやるものねーか?」 「こいつの餡子って何餡よ?」 「さぁ?適当でいいんじゃね?あっ、それでいいじゃん。それ詰めろよ。」 「えーーー。これ?これ、俺の三時のおやつなんですけど・・・イチゴ食べる時にはこの練乳かけないと・・・」 「てめーの間食なんて知るかよ。医者なんだからさっさと治療しろ。」 「はぁ・・・しかたねー。君、そこの注射器取ってくれる?」 「はい、どうぞ。」 「んじゃ入れるよ。はい、プスーッとな。」 「ゆぽっ!ゆぴっ!ゆぺっ!ゆっきゅうううううううううううううう!!!!!」 「あら、気絶しちゃった・・・ま、死んでねーからいいだろ。 金は取らねーんだから文句言うなよな。じゃ、次の患者を呼んで来て。」 (四匹目 ?) 「次の方どうぞ~。おやおや、随分かわいい患者さんだ。」 「先生こんにちわ。」 「はい、こんにちわ。じゃ、どこが悪いのか調べるから、着ている服を全部脱いで・・・」 「先生・・・真面目にやって下さい。怒りますよ。」 「ゴホン・・・えーと、お嬢さんが連れて来たありすはどこが悪いのかな?」 「どこも悪くないの。」 「はい?どこも悪くない?じゃあ何しに来たのかな?ああ、先生と遊ぶために来たのかい? それなら向こうの部屋に行って、二人っきりでお医者さんごっこでも・・・」 「先生・・・幼女相手に何言ってるんですか。いい加減にしないとぶん殴りますよ?」 「?」 「ゴホン・・・えーーーと、どこも悪くないなら病院に来る必要は無いんだよ。来てくれたのは嬉しいけどね。」 「あのね、テレビでやってるみたいにしてほしいの。」 「ん?」 「テレビに出てるお医者さんみたいに。お医者さんがお仕事してるとこ見たいの。」 「うーん良く解らんなぁ・・・職場見学したいの?」 「先生、ひょっとしてこの子はオペをしているところを見たいのではないでしょうか。 この間、外科医が主人公のドラマをやってたじゃないですか。」 「うん!」 「なるほどねー。でもいいのかい?うちには麻酔なんて無いよ。ありすはとても痛がると思うけど・・・」 「いいの!ありすちゃんは私の言う事なんでも聞いてくれるの。言う事聞かないとパパがお仕置きするから。 そうだよねー♪痛いのくらいがまんできるよねー♪」 「ゆ、ゆぅ・・・」 「そうかい。じゃあやるけど、一体どんな事したらいいんだ?」 「この間のドラマでは弾丸の摘出手術をやってましたね。それを真似たら良いのでは?」 「そうしようか。でも道具がなぁ・・・うーん・・・うちには手術の道具は置いてないしなぁ。」 「まあ、そこら辺は適当に。雰囲気だけでも味わってもらったらいいんじゃないですか?」 「そうだな。じゃあメスのかわりにカッターでも使うか。あとピンセット持って来て。 それから、縫合するために針と糸が必要なんだけど。君、裁縫セットとか持ってる?」 「はい、全部揃いましたよ。」 「早いね・・・」 「オホン・・・ではこれよりオペを開始します。」 「わくわく。」 「ゆぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・」 「おいおい、そんなブルブル震えるなよ。手元が狂ってしまうだろ。死んじゃっても知らねーぞ。」 「ゆっくりやめてね・・・おねがい・・・たすけてください・・・」 「だめだよーそんな事して先生を困らせたら。パパに言いつけてお仕置きしてもらうよ♪」 「ゆぅ・・・」 「じゃ、始めるよ。メス。」 「はい。」 「それじゃ、スーッっとな。」 「ゆぴいいいいいいいいいいい!!!」 「あれ、何だこのカッター。切れ味悪いな。そぉい!」 「ゆぎゃあああああああああああああああああああああ!!!!!!!」 「あらら、皮だけじゃなくて餡子ごと切っちゃった。ま、いっかwじゃ、次。鑷子。」 「はい。」 「ゆああああああああ!いだい!いだいよおおおおおおおおおおおお!!!」 「ピンセットを使って弾丸を取り出す訳だが・・・どこにあるのかな~?」 「先生!きっと、ずーーーーーーっと奥の方にあると思うの!がんばって!」 「よーし、先生がんばっちゃうぞー!」 「ゆぎぃ!やめてね!やめてね!からだのなかかきまぜないでね!」 「それっ!ぐるぐるぐる~!」 「ゆっぴいいいいいいいいいいいいい!!!!」 「あれ?なんだろ?ホントに何か出てきたよ。銃弾じゃないのは確かだけど・・・なんだこれ?」 「あ・・・先生、それ飼いゆっくりの逃亡を防ぐためのチップですよ。ゆっくりの現在位置を知らせる物です。 それを取り出したらまずいですよ。」 「やべっ、戻しとかないとw」 「ゆひいいいいいいいいいいいいい!!!!」 「あははは!先生っておっちょこちょい~♪」 「はい。これで無事、弾丸の摘出は終わりました。後は縫合だけなんだけど・・・ 俺、裁縫って苦手なんだよねー。君、替わりにやってくれる?」 「はい。」 「チクチクチクチクチク・・・」 「いいいいいいい!!!!いだいいいいいいいいいい!!!!!やめでええええええええ!!!!」 「どうじでごんなこどずるのおおおおおおおおおお!!!!!」 「ありすはな゛に゛も゛わ゛る゛い゛こ゛と゛し゛て゛な゛い゛の゛に゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!!!」 「だれがだずげでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!!!!」 「お゛か゛あ゛さ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん゛!!!お゛か゛あ゛さ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん゛!!!」 「はい。終わりましたよ。」 「御苦労さん。」 「ありがとう!先生、おねえさん!今日はとっても楽しかったの!」 「そうかい。そりゃあ良かった。こんなので良かったらいつでも見せてあげるよ。また遊びにおいで。」 「うん!」 「そうだ。今度来た時は注射を見せてあげよう。太くておっきい注射だぞ。」 「え~~~こわ~い♪」 「はっはっは!先生自慢の注射だぞ。それを使って二人でお医者さんごっこしようね。」 「(駄目だこの先生・・・もう転職しよう・・・)」 end 作者名 ツェ 今まで書いたもの 「ゆっくりTVショッピング」 「消えたゆっくり」 「飛蝗」 「街」 「童謡」 「ある研究者の日記」 「短編集」 「嘘」 「こんな台詞を聞くと・・・」 「七匹のゆっくり」 「はじめてのひとりぐらし」 「狂気」 このSSに感想を付ける
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あるちるのの一生 ずっと続いていく物語 16KB 愛で 捕食種 自然界 人間なし シリアスな愛で作品に挑戦してみました 作、長月です ※駄文、稚拙な表現注意 ※俺設定注意 ※本作のみのゆっくりちるのとれてぃに関する設定があります。 ※愛で注意 それは昔々の話。 あるところにゆっくりちるのとゆっくりれてぃがいました。 れてぃは巨大な捕食種なので友達がいません。話しかけようとしても向こうのほうが逃げてしまいます。 寂しがりやのれてぃはいつも寂しい寂しいと泣いてばかり。 それを見かねたちるのはれてぃの友達になってあげようとします。 しかしひとつ大きな問題がありました・・・・ これはあるちるのとれてぃの物語。十年前から続く2匹のゆっくりの物語。 あるちるのの一生 ずっと続いていく物語 作、長月 はっと目を覚ますちるの。見えるのは自分の巣の天井だ。 「ゆめか・・・・」 そう言いながらむくりと起き上がる。ひんやりとした朝の空気が気持ちいい。 久しぶりに母の夢を見た。母が永遠にゆっくりした時の夢を。 もう長い間、思い出していなかったのに。 「ん・・・・?」 まだ夢の中にいるかのようなちるのだったが巣の中から見える銀白の世界に一気に覚醒した。 「ゆきだ!!!」 入り口のけっかいを押しのけて外に出るちるの。一面、純白の世界に歓喜する。 今年初めての雪。昨日の夜に降った雪がこの山を白く覆ったのだ。 カレンダーなど持たないちるのにとって初めて雪が降った日が冬ということになっている。 自分の・・いや自分達の季節である冬だ。 「わーい。ゆきだ、ゆきだ!!」 雪の上でごろごろと転げまわるちるの。その様は雪遊びに興じる子供そのものだ。 しばらく雪と戯れていたちるのだがはっと思い出す。 「そうだ!!れてぃをおこさなくちゃ!!」 ふわりと飛び立つちるの。 「れてぃ・・・いまいくよ!!!」 そのまま森の岩山のほうへ飛んでいく。 自分の親友であるゆっくりれてぃに会う為に。 数時間後 「遅いわね・・・あのこ・・・」 草原のほうを見続けるドスサイズのゆっくりが一匹。 ちるのの親友ゆっくりれてぃだ。 「まったくあのこったら・・・毎年毎年ひとをまたせて・・・・」 そう言いながられてぃはため息をつく。 冬になったらちるのがれてぃを迎えに来る。これがちるのとれてぃのルールだ。 十年前友達になって以来続く変わらないルール。 とはいえおバカなちるのは毎年れてぃの巣への道順を忘れ、れてぃは長い間外で待たされることになるのだが。 「まぁ・・待つのは嫌いじゃないけどね・・」 ちるのと何してゆっくりしようか考えながら待つのも乙なもの。 どうせ春夏秋と数ヶ月の間待ち続けてきたのだ。今更数時間待つくらいなんてことはない。 「あっ、いた!!おーいれてぃー!!」 ちるのがやってきた。自分の姿を認めると全速力でこちらへ飛んでくる。 「ひさしぶりっ、れてぃ!!ゆっくりしてってね!!」 「久しぶりじゃないわよ。どれだけまったと思ってるの・・・」 苦笑しながらもうれしそうなれてぃ。 「さぁごはんさんをさがすわよ。ずっと巣にこもってたからおなかがすいたわ。」 「わーい。ごはんごはん!!」 森の中へ跳ねていくれてぃ。それにちるのも後に続く。 こうしてちるのとれてぃの冬が始まった。 森の中に入っていった2匹はまず腹ごしらえをすることにした。 ちるのは朝から何も食べてないし、れてぃに至っては長い間、巣の保存食しか食べていなかったのだから当然の選択といえよう。 「むーしゃむーしゃ、しあわせー!!」 「むーしゃむーしゃ、あたいったらしあわせね!!」 2匹で冬でも採れる木の実や花をとり食欲を満たしていく。他のゆっくりには取れない高い場所にある果実も飛べるちるのや巨体のれてぃには楽々とれることができる。 このあたりはゆっくり保護用の自然公園で危険な獣もいない。餌場が冬でも豊富にある。 ここは2匹にとって理想的なゆっくりプレイスだった。 しかし楽しい時間も長くは続かなかった。 「ここにいたんだね。れてぃ・・・」 そこにいたのはドスまりさだった。なぜか神妙な顔をしている。 「おしごと・・・たのみたいんだぜ・・・」 「そう・・・」 沈痛な表情のれてぃ。ドスがこんな寒い中自分に会いにくる用事なんて一つしかない。 このドスまりさこの辺り一帯を取り仕切るドスだ。本来ならドスの縄張りであるこの森にれてぃのような捕食種が巣を作ることは許されない。 もし無理やり居つこうものなら、ドススパークを含めた実力行使で追い出されることになる。 だがこのドスは平和主義者で捕食種にも理解があった。 けして群れのゆっくりに手を出さないこと、そしてある「おしごと」を引き受けることを条件にれてぃの永住を許したのだ。 「ちるの・・・わるいけど一人で遊んでてくれるかしら・・・れてぃはドスにおしごと頼まれたから・・・」 「そう・・・ゆっくりがんばってね、れてぃ・・・」 「だいじょうぶ・・・すぐにもどるから・・・」 そう言ってドスとともにれてぃは去っていく。 後にはやりきれない顔をしたちるのが残された。 「ここなんだぜ・・・」 れてぃが連れてこられたのはある洞窟の前だった。 「じゃあドスはかえるんだぜ・・・あとはいつもどおりに・・・」 そう言ってドスはそのまま帰ってしまった。これから始まる惨劇を見たくはないのだろう。 れてぃの仕事。それは群れの掟を破ったゆっくりに対する制裁である。 聞くところによるとここは元々ここはぱちゅりーとありすのつがいの巣だったのだが、ある日ゲスまりさとでいぶが侵入してきて巣ごと冬ごもり用の食料を強奪してしまったのだ。 ぱちゅりーとありすは家を失い、その時受けた傷が原因でどちらも死んでしまった。 群れのゆっくりはこのゲス達を制裁しようとしたが、誰が制裁を実行するかとなると全員尻込みし始める。 ゲスとはいえ同じ群れのゆっくりを殺すようなまねは誰もしたくないのだ。 そこでれてぃに「おしごと」が回ってきたのである。捕食種のれてぃなら良心も痛まないだろうということだ。 「おじゃまするわよ・・・」 そう言ってれてぃは巣の中を覗き込む。 「むーちゃむちゃちあわせー!!」 「ゆふふ。あのありすたち、たっぷりためこんでたね!!」 「これでゆっくりふゆがこせるんだぜ!!」 そこにはありす達がコツコツ集めていただろう保存食を食い散らかすゲス親子の姿があった。 ドスまりさの言うことは本当だったのだ。できれば嘘であって欲しかったが。 「ゆ!!ぎゃぁああああ!!!れてぃだぁああああ!!!」 「ゆわぁああああ!!きょわいよぉおおおお!!」 「たじけでぇえええええ!!!」 ゲス親子達がれてぃの姿に気づいた。捕食種の姿にパニック状態になる子ゆっくり達。 ゲスまりさがなんとか落ち着かせようとする。 「お・・・おちつくんだぜ!!れてぃはおでぶだからここへははいってこれないんだぜ!!」 そうこの洞窟の大きさは高さ1メートル、奥行き2メートル程度。ドス並に大きいれてぃが入れるはずもない。 このままれてぃが諦めるまでこの巣で篭城しよう。幸い食料はたくさんある。 そう安堵するゲス親子。 しかし。 「ゆ?おしょらをとんでいりゅみたい・・」 不意に宙に浮く子れいむ。れてぃの伸ばした長い舌に捕まったのだ。 そのままれてぃの口の中へと吸い込まれる。 まりさ達は知らなかったがれてぃ種の舌は最大で自分の身長程度の長さまで伸ばすことができる上、人間の手のようになんでも掴むことができる。 つまりこの洞窟内は全てれてぃのテリトリー。むしろ逃げ道がない分、まりさ達は袋のネズミだ。 「うがぁああああ!!!よぐもおちびちゃんをぉおおおお!!!」 怒りにかられ、れてぃに特攻するれいむ。ゲスながらも子ゆっくりに対する母性はあったようである。 「しねぇええ!!!・・っゆべ!!」 しかしそんなもの自殺行為でしかない。そのまま舌につかまれ食べられる。 「しにたくにゃい!!!しにたくにゃいよぉおおお!!!」 「ゆんやぁあああ!!!たじげでぇえええ!!!」 「うがぁああああ!!!どけぇえええ、くぞれでぃいいいい!!!」 死にたくないと狂ったように喚き散らす子まりさ。 誰かに助けを求める赤れいむ。 なんとか外へ逃げ出そうとする親まりさ。 行動は三者三様だが結果は同じ。変幻自在の舌に捕まり、親子仲良くれてぃの腹の中だ。 こうして巣の中には誰もいなくなった。 「・・・ん。」 いや、まだ一匹残っていた。 物陰に隠れていた赤まりさが一匹。震えているのは寒さのせいではないだろう。 れてぃと目が合い逃げようとするがここは洞窟。れてぃのいる入り口以外は行き止まりだ。 カリカリカリ・・・・ なんとか歯で穴を掘り、向こう側に逃げようとする赤まりさ。 カリカリカリカリ・・・ポキィ「ゆびぃ!!」 しかし赤ゆっくりの歯で堅い岩盤が掘れる訳もなく歯が欠けただけだった。 赤まりさに逃げ場などない。 「やめちぇ・・・ゆるしちぇ・・・」 舌足らずな言葉で必死に命乞いをする赤まりさ。泣きながらしーしーを漏らしている。 それを見るれてぃの顔も険しくなる。 できれば見逃してあげたい・・・ それがれてぃの偽らざる本音だ。 しかし通常種の赤ゆっくりが一人で生きていけるほど野性の世界は甘いものではない。 どの道、今以上に苦しんで野垂れ死にするのが関の山だろう。 そしてゲスの子はゲスになりやすく、仮に成体になれても群れに害をなす可能性が高い。 「ごめんね・・・・」 れてぃはガタガタと震える赤まりさにそっと舌を伸ばした。 「ただいま・・・ちるの。」 「おかえり・・・れてぃ。」 「おしごと」から帰ってきたれてぃをちるのは迎える。しかしれてぃの表情はさえない。 ちるのはれてぃの「おしごと」が何をしてるか知っている。その上でれてぃの親友なのだ。 本来、捕食種が通常種を食べることはなんら罪悪感を感じることではない。 人間が牛や豚を食べるのと同じ、ごく当たり前の行為だ。 しかしれてぃは罪の意識を感じてしまう。その優しすぎる性格ゆえに。 それなのに他のゆっくり達はれてぃを「冷酷非道なゆっくり殺しの捕食種」「おちびちゃんも殺すゆっくりでなし」と陰口をたたいているらしい。 本当はれてぃだってあんなことはしたくないはずだ。 実際れてぃが自分から通常種を襲ったことは一度もないと聞いている。 だけどゲスを野放しにすれば更にゆっくりできなくなる者がでる。だからこの誰もやりたがらないこの汚れ仕事を引き受けたのだ。 「れてぃ・・・」 そっとその大きな体にすーりすりするちるの。 悪いゆっくりを制裁するのがれてぃの仕事なら、傷ついたれてぃを慰めてあげるのがちるのの仕事だ。 なぜなられてぃは友達なのだから。 れてぃ種の生涯は孤独だ。 れてぃは冬の始まりに子供を作る。 基本的に胎生にんっしんっで1匹しか子供を産まないれてぃに姉妹はいない。またれてぃはれてぃ種同士でしかすっきりーをせず、父親役をしたれてぃはすっきりー後は他の場所へいってしまう。 唯一の肉親である母れてぃも、子供に一通り狩りや春夏秋ごもりの方法を教えられると、そのまま半ば追い出すように一人立ちさせられる。 れてぃは赤ゆっくりでも通常種の成体より大きく、冬の間は危険な獣もあまり出歩かないので赤ゆっくりでも十分生きていくことができるからだ。 「おちびちゃん・・・かなしいけどこれでおわかれだよ。ゆっくりしたくろまくになってね。」 「みゃみゃ・・・・」 そう言うと母れてぃは目に涙を浮かべてれてぃの前から去っていった。それ以来、母れてぃとは一度も会っていない。 こうしてまだ赤ゆっくり言葉が完全に抜けないうちに一人で生きていくことになったれてぃ。 幸いにもれてぃはこの自然公園を見つけ、餌や巣には困ることはなかった。 豊富な餌場に虐待お兄さんや猛獣もいない。野生としてはこれ以上ないようななゆっくりプレイス。 しかし孤独であることに変わりはない。 捕食種であるれてぃには通常種の仲間はできない。 どんなに友達になろうとしても向こうは話も聞かない。 通常種はもちろん同じ捕食種のれみりゃやふらんですら、れてぃを見ただけで逃げてしまう。 れてぃはいつも寂しい思いをしており、巣の中で泣いてばかりいた。 そんなある日、ちるのがれてぃの前に現れたのだ。 「あんた、れてぃっていうんだろ。あたいがともだちになってやるよ。」 巣の中で泣いていたれてぃにいたずら小僧のようにニカッと笑かけるちるの。 この日以来ちるのとれてぃは友達になった。 何か教えても次の年には忘れてしまうおバカなちるの。だがそのちるのにれてぃはどれだけ救われているだろう。 以前は捕食種であるゆっくりれてぃに生まれた己の運命を呪ったこともあるが今は違う。れてぃとして生まれたからこそちるのと会うことができたのだと前向きに考えることができる。 ちるのは友達。れてぃのたった一人の大切な友達なのだ。 そして季節は巡る。 れてぃ達の住んでる山にも雪がとけ春の陽気が漂い始めた。 春はたくさんの生命を産みだし、冬ごもりを終えたゆっくり達はつかの間のゆっくりを謳歌している。 だが、それはちるのとれてぃの別れを意味していた。 暑さや陽気に弱いれてぃ種はもう巣に戻り夏ごもりをしなければならないからだ。 「じゃあちるの・・・ゆっくりしてってね!!」 「ゆっくりしてってね!!」 別れを終えるとれてぃは自分の巣穴に戻り、厳重に入り口を封鎖する。 他のゆっくりや動物の侵入を防ぐとともに暑さ対策の為である。 巣の中には冬の間に用意した干草などが山のように積んである。冬まで腐らないよう加工したれてぃご自慢の保存食だ。 そのまま次の冬まで眠り続けるのだ。時折起きて巣の保存食を食べてまた眠る。その繰り返しである。 またちるのと会えるその日を夢見ながら。 しかし、れてぃは知らなかった。 この別れがちるのとの今生の別れになることを・・・ そして1ヶ月がたった。 今日も元気に巣から飛び立つちるの。そして・・・ 「あちゃい!!」 「さいきょー!!」 ちるのの後に付いて回る数匹の赤ちるの達。数日前にちるのが産んだ赤ゆっくりだ。 あまり知られていないことだがちるのは通常のすっきりーの他に単為生殖、つまりつがいがいなくても子供を作ることができる。 「さあ、おちびちゃんおかあさんのおはなしをきいてね!!」 「「「ゆっくちりきゃいしたよ!!」」」 ちるのは自分の知識を余すことなく赤ゆっくり達に教えていく。 餌のとり方、保存の仕方。 巣の見つけ方、作り方。 危険な場所に危険な獣のこと。 そして自分の、いや自分達の親友れてぃのことを。 「みゃみゃー。れちぃのおはなしもっときかしぇてー」 れてぃの話をせがむ子供たちにちるのはゆっくりと話ていく。 れてぃがどんなゆっくりか。 れてぃはどんな「おしごと」をしているか。 そして自分達ちるのの「おしごと」について・・・ 季節は巡り秋。 巣の中にはちるのともう成体間近まで成長した子ちるのが1匹。 残りの子供たちは皆ここから巣立っていったが、この子ちるのだけはある理由でここに残ったのだ。 「・・・おちびちゃんよくきいて・・・おかあさんのたったひとつだけのおねがいを・・・」 ちるのは息も絶え絶えの声で話しかける。 ちるの種の生涯は短い。春に生まれたちるのは半年ほどで成体になり、次の年の秋には死んでしまう。 2度目の冬を迎えることはけっしてないのだ。 「あのこの・・・れてぃのともだちになってあげて・・・」 子ちるのは解っていた。もう母が長くないことを。もうすぐ永遠にゆっくりしてしまうだろうことを。 そして知っていた。れてぃと友達になるということがどういうことか。 「わかったよ、おかあさん・・・あたいなるよ・・・れてぃのともだちに・・・」 泣きたいのを必死で我慢して笑顔を作る子ちるの。 もはや母は助からない。ならばせめて死にゆく母を安心させて逝かせてあげたい。 そう思い無理に笑おうとする子ちるの。 今まで泣いていたので涙で顔もグチャグチャ。最低の、しかし精一杯の笑顔を母に見せる。 そんな子ちるのにちるのもにっこりと微笑み返す。 思えば自分もそうだった。死にゆく母にせめて安心させようと無理に笑ったっけ。そう思いながら。 「そう・・・ありがとう・・おちびちゃん・・・ゆっくり・・・してってね・・・」 そう言い残し、ちるのは息を引き取った。 それは昔々の話。 あるところにゆっくりちるのとゆっくりれてぃがいました。 れてぃは巨大な捕食種なので友達がいません。話しかけようとしても向こうのほうが逃げてしまいます。 寂しがりやのれてぃはいつも寂しい寂しいと泣いてばかり。 それを見かねたちるのはれてぃの友達になってあげようと思いました。 しかしひとつ大きな問題があります。 それはれてぃがちるのの何十倍も長生きだと言うこと。 友達になってもちるのが先に永遠にゆっくりしてしまいます。当然ちるのが死ねば、れてぃは今以上に泣いてしまうでしょう。 これでは何の為に友達になったのか解りません。 れてぃにいつまでも変わらない笑顔をしてもらいたい。 だからちるのは考えました。 自分のおちびちゃんのおちびちゃん、そのまたおちびちゃん、その先のおちびちゃん達もずっとれてぃの友達でいてあげればいいのだと。 これはあるちるのとれてぃの物語。十年前から続く優しい嘘の物語。 そして今年も冬が来る。 「まっててね、れてぃ!!」 雪の中、元気一杯飛んでいく子ちるの。その頭のお飾りは母から貰った最初にれてぃと友達になったちるののリボンだ。 「んー。れてぃはどこにいるのかなぁ?」 大体の場所は母に教えてもらったとはいえ、子ちるのにとってここは始めてくる場所。 れてぃを見つけるまでたっぷり数時間はかかってしまった。 「あっ!!れてぃだ!!」 やっとれてぃを見つけることができた子ちるの。本当は始めましてだけど子ちるのの言うことは決まっている。 「ひさしぶりっ、れてぃ!!ゆっくりしてってね!!」 これはあるちるのとれてぃの物語。寂しがり屋のれてぃの為にずっと続いてく物語。 あとがき いつもご愛読ありがとうございます。餡コンペ何書けばいいのか思案中の長月です。ご意見、ご感想等コメント欄に書いていただければ嬉しいです。 挿絵 byめーりんあき 挿絵 byめーりんあき 今まで書いた作品 ふたば系ゆっくりいじめ 176 ゆっくりちるのの生態(前編) ふたば系ゆっくりいじめ 185 選ばれしゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 196 新種ゆっくり誕生秘話 選ばれしゆっくり番外編 ふたば系ゆっくりいじめ 208 ゆっくり見ていってね ふたば系ゆっくりいじめ 218 またにてゐ う詐欺師てゐの日々 ふたば系ゆっくりいじめ 227 VS最強のゆっくり 史上最低の戦い ふたば系ゆっくりいじめ 247 夢と現実のはざまで ふたば系ゆっくりいじめ 264 あるまりさの一生 ふたば系ゆっくりいじめ 298 ゆっくりを拾ってきた ふたば系ゆっくりいじめ 336 ゆっくり Change the World(出題編) ふたば系ゆっくりいじめ 357 ゆっくり Change 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こんなので泣くなwwwwwwwwwwwwww うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ ちるのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお -- 2014-06-11 21 25 37 ええはなしや……(´;ω;`) -- 2013-12-11 19 37 53 泣けます。 -- 2013-07-18 20 20 32 チルノフゥゥゥゥ -- 2013-03-05 00 31 00 チルノ・・・感動させてくれて・・・ありがとう;w; -- 2013-02-20 18 11 56 ううっ…ちるのおおおおおおおおおおおおおお -- 2012-09-17 15 20 18 そうだよ!おちつけーね! ……にしてもチルノはかわゆいなぁ〜(´・ω・`) ぅぅ…ぅうぅううおおおおおおおおおおおおおおお!!!!! チルノぉおおおおおおおおおおおおお!!! -- 2012-04-01 15 14 02 おまえらもちつけwww -- 2012-01-19 00 12 13 ↓お前も、お、おちつけよwww 息すって~ はいて~ すぅーー はぁ~ぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああ ちるのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!! -- 2011-12-04 20 06 42 ↓お、落ち着け!まずは落ち着いて深呼吸だ!! スーハー、スー・・・うわああああああちるのおおおおおおお!!! -- 2011-10-21 20 30 15 宇和ああああああああああああああああああああああああああああああああ ちるのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!! -- 2011-10-21 18 11 38 道忘れるのただのバカかと思ったらこんなことが…… -- 2011-09-23 15 21 13 ちるのは本当に優しいなあ。れてぃを悲しませないために・・・ -- 2011-04-28 20 54 32
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「ふたば系ゆっくりいじめ 450 ユグルイ その7/コメントログ」 第二部はよ -- 2013-06-25 01 54 27
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目次 【概要】カレゴリー 詳細いじめっ子正義感の強いタイプ 保身タイプ 嫌がらせタイプ いじめらっれ子 流れ第一段階 第二段階 第三段階 対策案 【参考】ソース 関連項目 タグ 最終更新日時 【概要】 カレゴリー 独自研究 社会 詳細 いじめっ子 複合型あり。 正義感の強いタイプ 問題意識の強い。 問題の解決の仕方に問題がある。 いじめという意識は皆無。 特に自分が正しいと思い込んでる。 周囲から慕われてる。 普段の行動はいいので周囲に信頼されて発言力・影響力が強い。 説教や更生のつもりだろうが越権行為だったりする。 保身タイプ 普段は傍観者。 いじめられっ子と接するときに、根拠のない排他的な行為をする。 嫌がらせタイプ 遊びでやっている。 反撃・報復してこない相手を選んでいる。 陰湿。 いじめらっれ子 はっきりとは分からないが最初の段階でいじめられっ子のにも何かしらの問題がある。 少なくとも自分の場合は、なにかしらの問題点・過失があった。 より具体的に分類する場合は、色々なタイプをいじめてきた人に聞くしかないように思う。 流れ 第一段階 正義感の強いタイプが間違った問題解決をすると発生。 この段階ではいじめられっ子の方にも非がある場合がある。 第二段階 保身タイプのせいで孤立させられる。 この段階でいじめられっ子には非がない。 第三段階 嫌がらせタイプが孤立して弱っている相手をいじめ始める。 ここまでくると進級・進学してもいじめ情報が共有されて嫌がらせしてくる。 対策案 高齢者をボランティアやバイトで雇って、校内を巡回してもらう。 ボケ防止とかにも有効? 【参考】 ソース 俺。 関連項目 項目名 関連度 備考 創作/某国の諸問題一覧 ★★★ 創作/家族就学就労システム ★★★ タグ 社会 最終更新日時 2013-03-25 冒頭へ